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芋穴

 里芋は、なべものとか、おでんにいつも入れて食べていますが、寒さには弱くて凍みたりしたら一発で腐ってしまいます。ちょっと油断したりすると、春先に種芋にしようと思ったら全部腐ってしまったということになりかねません。昨年は、土の中深く生け込んでわらを厚くしいて埋めていました。今年は、芋穴を掘ってそこに入れておくことにしました。
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地元の人に聞いたら、あそこの南面の斜面に横穴を掘るといいぞと言われていましたので、年末に掘っていきました。
芋穴_f0234981_22101350.jpg
奥の方は、岩盤になってしまいますので、なかなか深くほることができませんでしたが、そこそこのよこあなを掘りました。雨が降ったら流れ込む水を流すように,パイプを埋め込んでから芋を入れ、わらを厚く蓋にしてトタンをかぶせ、雨が入りにくくしておきました。さて、うまく保存できるのかどうか?うまくいったら、もうすこし使い勝手よいものに進化させていこうと思っています。ちなみに、芋は、あおい茎のものより、あかい茎の里芋の方が、子芋は大きくなりにくいですが、味はずっとこくがあってうまいなと思いました。
Commented by ichiichik at 2016-01-15 16:31
昔はどこの家にも芋穴が有って
冬に芋を保存していたような記憶があります
これも経験なんでしょう
うまく行くと良いですねー
Commented by tatamiyamoto at 2016-01-15 23:07
ichiichikさま
自分は、遅がけ百姓ですから、今になってむかしのことを復活させているようなものです。昔の人たちは、生活の知恵があったのだとこのごろいつも思います。
そういった知恵というものが、街生活ではほとんど必要としませんし、生かす機会もないので、そのうち消えていってしまうことでしょう。現代生活では必要ないので仕方がありません。でもそういったことをおそがけにしろ、実践できるのはおもしろいものです。
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by tatamiyamoto | 2016-01-14 22:16 | 畑仕事 | Comments(2)

工房と自然とともに生きる生活をつづります. 工房で制作している彫刻、木版画、も紹介してゆきます。

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